ACOUSTIC PIANO
アコスティックピアノ


アコスティックピアノ(アップライト)です。

SCHWESTER CUSTOM 303
SCHWESTERは日本のピアノメーカなのですが、全て手作りのピアノのであるという、非常に信頼のおける、最高のピアノメーカーのひとつです。
家のピアノは、特別に作ってもらった物で、基本となっているモデルは「303」なのですが、ハンマーなど、ピアノの核となる重要部品は、最高のものを仕入れて頂きました。
工場は静岡県浜松にあるのですが、制作段階から何度も足を運び、念密な打ち合わせと、音色作りをしてきました。それによって、全て僕の好みの音質、鍵盤タッチにしてもらい、海外の有名ブランドメーカー、スタンウェイにも負けない音の質の良さを出す事が出来ました。
ピアノ本体自体の鳴りも良く、弾いた瞬間に体全体に音が鳴り響いてきます。繊細でかつ、重量感のあるピアノで、アップライトタイプながら、その辺のグランドピアノよりも、よっぽど響きが良く、一音一音、素晴らしい程の音色が伝わって来ます。



全体の写真です。クラシックなデザインで、木の色も柔らかな感じですので、部屋に置いてあっても圧迫感がなく、部屋を狭く感じなくてすみます。

手作りピアノは、機械で大量生産されたピアノの音色と比べて、音の暖かみ、木の鳴りと音の伸び、音の質自体が全てに勝り、その違いがハッキリと現れます。
面白い事に、大きなコンサート用に作られるピアノと、普通に売っているピアノの機種名が同じでも、ピアノの音質が全然違ったりします。コンサート等で使われるピアノは、やはり手作りピアノを使う事が多く、一般に市販されるピアノは、機械での大量生産ものなのです。ですから、コンサートを聞きに行き、そのピアノの音色を気に入って同じピアノを購入しても、同じような音色は得られないのです。もちろん、ピアノを置く環境でもかなり左右されます。天上の高さや、床の素材でも音は変わります。壁にぴったり付け過ぎると、木の振動が損なわれますし、空気の湿度の問題も多くあります。ピアノカバーを掛けたまま演奏したり、ピアノの上に物を置くのは問題外です。そんな条件を全て完璧にしても、機械で作られたピアノは手作りピアノには到底及びません。同じ材料で、同じ様に作られても、不思議な事に音に違いが現れるのです。






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