ELECTRIC PIANO
エレクトリックピアノ


エレクトリックピアノの紹介です。3台ありますが、どれも88鍵、ピアノ鍵盤です。

Fender Rhodes Suitcase 88 MK-1
←上の丸くなっているフタの部分をはずすと、このような感じになります。
こうして、調律をしたり、ピックアップの調整をして音色を硬くしたり、やわらかくしたり、また音量の調節をしたりします。自分の好みに音を作れるRhodesは奥が深いピアノです。
下の写真は鍵盤の調整をしているところです。
1970年代に作られた名機、Fender RhodesのMK-1タイプです。
RhodesにはMK-1、MK-2、MK-5とありますが、僕はMK-1が一番好きです。鍵盤もこのMK-1は木製で他のタイプのプラスチックの物とは違い、鍵盤のタッチが重く弾きやすいです。音色は言うまでもなく最高です。
ただ、この完璧とも思われるRhodesの欠点は、大きくて1人では運べない、そしてデジタル楽器とは違い、調律をしなければならないと言う事です。でも、調律や音色をいじったりするのが、また楽しかったりもします。可愛い大事なRhodesです。

アンプの左部分です。ここからラインをとったり、鍵盤部に接続します。↓

ここでRhodeの特徴的とも言えるトレモロや音量、HI、LOWのトーンを設定して音色を作ります。左にあるジャックにフェーザーやオーバードライブ、ワウ等のエフェクターをつなぐと面白い効果が得られたりします。↑

Roland Rhodes MK-80
Fender Rhodesとは違い、日本の大手メーカーRolandが開発したデジタルタイプのRhodesです。Fender Rhodesの音色に似せて開発されたのですが、やはり全然違い、Fender Rhodesに遠く及びません。しかし、このRhodes、これはこれで結構いい音を出しているので、僕は結構気に入っています。
エレピの音にトレモロとコーラスをかけた音が好きです。クラビの音にフェーザーをかけるのもカッコイイです。しかしなによりもこのRhodesが重宝されるのは上に物をおけるということでしょう。ライブなどで、上にキーボードを置いて演奏しているのを良く見かけます。僕は普段、マスターキーボードとして使用しています。
KORG NEW SG1D
このピアノの鍵盤タッチは大変好評で、プロの中でも高い評価を得ているピアノです。ピアノ鍵盤で88鍵物のエレピの中では最高のタッチであると思います。しかし、やはり古い機種なので、もう生産されいなく、後継機種のSG1Dproというピアノもありますが、鍵盤のタッチは微妙に違い、そういう事から、NEW SG1Dは非常に重宝されるピアノです。音色はピアノ2種類、エレピ2種類の計4種類の音色しかありませんが、ピアノ1の音色はなかなかリアルです。コンサート等で、ソロピアノになると少々厳しいですが、バックで伴奏するには最高の音色です。1991年に買ったので、もう随分長い付き合いになります。今は仕事部屋には置かず、リビングに置いてあります。ちょっと弾いてみたくなったり、音を出したくなった時にリビングにピアノがあると便利なのです。





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